昨日からの続き・・・
息子が推薦志望している高校は、
我が家から歩いて5分のところにある公立高校であった・・・。
あれ・・・?この前までは
M田高校を志望すると言っていたのに・・・?
「お前、この前志望校をM田高校にした言うたが、
もうあきらめたんか・・・?」(親父)
「・・・いや・・・」
「じゃったら、推薦もM田高校で出せや・・・!」
「内申で
絶対無理じゃし・・・」
「内申が悪いのは分かっとる・・・
H高校の推薦もたぶん無理じゃろう・・・?」
「・・・」
「もし、万が一でも推薦がもらえて
H高校に受かったらどうするんな・・・。」
「・・・」
「M田高校に行きたいんじゃったら、もう推薦とか考えずに、
選抜Ⅱで勝負してみいや・・・のう、お姉ちゃん・・・?」
帰省している娘に問いかけた・・・。
頷く娘・・・。
娘もH高校に推薦(選抜Ⅰ)を出して、選抜ⅡでM田高校を受験しようとしていた・・・。
それは、
親父の判断であった・・・。
その時の娘の状態ではとても選抜Ⅱまで精神力が維持できないと考えた結果であったが・・・
娘は拒んだ・・・。
同じ中学校の出身者が多いH高校へ進学することは、娘にとっては
重荷になっていたのであろう
(・・・このことには最近気づいた・・・)。
中学校での環境を変えたいと願う娘は、H高校に行くことより、他の学校へ進学するしかなかったのだと思う・・・。
しかし、
家庭の事情を考えると私立は無理である・・・M田高校しかない・・・がむしゃらに勉強していた・・・中学校の友人関係を断ち切るために・・・。
結果、娘は
選抜ⅠもM田高校、選抜ⅡもM田高校と言う決断を下した・・・。
「お父さんは、その推薦依頼書の保護者の欄には判子は押さんけん・・・
ええか、一旦決めた目標をやすやすと変えるな・・・!最大限努力して結果が出なかったのなら、それはお前に、違う道があるんだっ、と言う運命なんじゃろうよ・・・(ワシは新興宗教の教祖か・・・?)。」
親父はそう言い放って息子の勉強部屋(リビングであるが)を後にした・・・。
翌日、ダイニングテーブルの上に放置してある用紙をみると・・・。
選抜Ⅰを
希望する・しない欄の・・・「
しない」に
○がしてあった・・・。
この息子の決断をムダにはできない・・・。
さぁ・・・どうする親父・・・!?
そんな親父に愛の手を・・・
ダブルクリックで、ヤル気モード全開か・・・?
でも・・・ホントにどうなるんじゃろうか・・・?
ちなみに娘に大学祭でのミスコンの結果を何気に聞いてみたら・・・
一応、ステージには上がったものの・・・グランプリには選ばれなかったようだ・・・。