昨夜はブログの更新ができなかった。
時間ギリギリでその報告をさせていただき、毎日更新の目標はとりあえず
形的には保った・・・。
しかも、その形だけ更新のブログにコメントまでいただいた・・・感謝。
不完全燃焼なので、今、更新します。
実は息子が中1から中2に進級するとき、学校から「父からわが子へ」というテーマで作文を与えられた。
その時の原稿がMy Documentに残っていたので、それを紹介させていただき、
昨日分のブログとさせていただきます。
「○○へ」・・・君が生まれて13年と8ケ月余り。これまで大きな病気をすることなく成長してくれたことに、今、お父さん、お母さんは大変感謝しています。
君が生まれた時のことを思い出そうとすると、必ず記憶によみがえってくるのが君のお姉さんが生まれてきた時のことです。
何故かといえば、君のお姉さんが生まれてくるときは大変な難産で、お母さんはお腹を切って出産しました。
その時お母さんのお腹の中に腫瘍が見つかり、その腫瘍を取り除かなくてはならなくなりました。
手術室の中でお父さんは涙をこぼしながら先生の言葉を飲み込んでいました。
「腫瘍を取ると二人目のお子さんは絶望的になります。」
その時は失望と、お母さんの身体の心配と、難産の末に長女が生まれた喜びの気持ちがいっしょになって、大変複雑な気持ちで涙を流していたように思います。
それから3年が経って君の命がお母さんのお腹の中に宿った時、病院の先生や看護師さんたちは
「奇跡」という言葉を使われました。
お父さん、お母さんは君が生まれてくるのはごく自然で当然のことだと思っていたので、皆が
「奇跡」という言葉を使うのが不思議でした。
でもこうして今思い起こしてみると、
君は大変な確率で生まれてきたのだと思えます。
でもそれで君が特別だなんて思ってはいませんよ。
先にも言ったように君が生まれてくることは、
お父さん、お母さんにとっては当たり前のことだったのですから・・・。
こうして君は地球にデビューしました。
無事デビューを果たしたとは言え、
人生という舞台の上では君はまだまだ新人です。
これからステージに上がるたびに様々な経験を繰り返していくことでしょう。
悲しみや苦しみに押しつぶされそうになったりすると思います。
でもそれと同じくらいの喜びも味わうことでしょう。
そのすべては君を成長させてくれる栄養剤だと思ってください。
小学5年の時、仲良しだったお祖父さんを失った君は
ベッドの中で泣いていましたね。
君が地球デビューしてから味わう
初めての大きな悲しみでしたね。
でもそのことが君に「
生命の大切さ」を教えてくれ、「
思いやりの心」を与えてくれ、君を成長させてくれたと思っています。
これからも色々な試練が君を待ち受けていると思います。何事にも負けない、
くじけない勇気を、
君の武器のアイテムに加えて欲しいと父は願っています。頑張れよ。