親父はいつもと変わらず午前6時半ころ起床。洗顔して着替えて教室の掃除とトイレの掃除をした。
パソコンを立ち上げメールチェックして、お気に入りのブログを一通り拝見させていただきながらその時を待った。
午前9時を過ぎようとしても息子は一向に起きる気配がない・・・。
「こりゃ、ついに<オヤジ塾>は閉塾じゃのう・・・この変なブログはどうしようかいな・・・?」と心で思いつつ、庭に出てタバコに火をつけた。時計を見やると午前9時25分だった。
一服吸い終わりかけた時に、教室に灯りがついた。
息子が来た!!
親父は吸殻を備え付けの灰皿に投げ入れ、教室に入った。
「やるんか・・・?」
「・・・うん]
(東映「任義なき戦い」飯干晃一作、深作欣二監督)
この会話だけで十分であろう、<オヤジ塾>再開である。
本日のスケジュールは親父からの一方的なものではなく、息子の要望も聞き入れた。
1コマの授業も今までは90分だったのを60分にした。
息子の集中力はこれが限界と判断したうえでの変更である。いたずらに長くやれば良いというものではない・・・。
長時間授業は受け手側は疲弊しているのに、やらせる側は
「これだけの時間やったんだから」と偏った自己満足に陥りかねない。
容量を超えている箱にいくら荷物を積み込んでも入りっこない。
それより短時間集中で中身を濃密にした方が、息子にとっては良いのだと認識した。
それと今までは息子の苦手な英語を最後にしていた(親父が酔っ払っても教えられるように・・・)のを、最初にした。
<オヤジ塾>午前中は、英語、数学各60分1コマずつ間に10分の休憩をはさんで再開となった。
息子は学校の提出物が気になっていたようなので、午後からはフリータイムにした。書道をやったり読書感想文を書いたり・・・。
親父も「バスケットボール世界選手権」の日本VSドイツの試合が地元H市で開催されるので、そのテレビ中継を観戦したかったのでちょうど良かった。
日本代表のこの選手のプレーには驚いた。
(phot by:Yahoo Japan)
親父の好きな「スラムダンク:by井上雄彦著」で例えるなら、ポイントガードとしてのパス回しや、速攻でのドリブルの速さは、湘北高校の
宮城リョータを彷彿とさせ、鋭いドライブでディフェンスを崩してシュートする様は山王工業の
沢北そのものである。
実際の日本代表選手をコミックの登場人物に例えて誠に失礼千万であるが、どうかご容赦を・・・m(--)m
アメリカに渡った田臥と同い年で友人・・・。日本のバスケットボールもまだまだこれから熱くなりそうである。
ハンドボールはどうなんじゃろ?「オヤジたちのハンド」は暑さのため休眠状態である・・・。
夜は夜で「女子バレーボールワールドグランプリ」日本VS韓国の試合に釘付け。
柳本ジャパンの要は何と言ってもこの人である。高橋や大山や木村や荒木や落合、杉山がスパイクを打てるのも、すべてはこの人のトスがあってのこと。
(phot by:財団法人日本バレーボール協会)
告白します・・・。「竹下さん・・・大好きです!!」(^^)”
実は・・・かおる姫も・・・好きです。(ごめんなさい)
肝心の<オヤジ塾>夜の部であるが、女子バレーを見終わってシャワーを浴びてからの開始。
フリータイムにしてあるので、息子は学校の課題作文に取り組んでいる・・・。
「自由に書けいうんなら、なんぼ(いくら)でも書けるのに・・・」
愚痴が多いのは親父といっしょ・・・。
取り敢えず親父と息子は、「手打ち式?」をして、またいつもの<オヤジ塾>に戻った。
みなさま、大変お騒がせいたしました・・・。m(--)m””
午後10時50分「もう上がるわ」と言って作文を半分ほど書き上げた息子は、教室を出て行った。