そうこうしている内に私も2年生へと進級することとなった。この時サークル内でチョコッとした内紛があって、演劇部の先輩たちが皆サークルを去って、他の劇団へ行ったり、個人が劇団を設立したりした。
私たち2年生より上がいなくなった。残された4-5名の中から私が演劇部の部長(座長といっていた)に任命された(浪人していたので他の者より年が1コ上という理由だった・・・)。
これから、新入生の勧誘やら、学園祭の準備やらで大変忙しくなる矢先の出来事であった。しかし直面した事実には果敢に立ち向かわなくてはならない(そーんな思いは全くなかったが)。
「まあ、何とかなるわい」と思っていたらホントに何とかなった。多くの新入生が入ってきてくれた。中には高校時代演劇部だったという、我がサークルにはふさわしくない者も数名いた。おかげで春の○泉祭は大盛況で幕を閉じた。
○泉祭では座長として脚本、演出、主演者の三役をこなした。このことが私に異変をもたらすことになっていった。