本日もH市に遠征し昔の知人に会う。6月2日にも
18年ぶりに同級生と再会し、私からの一方的なお願いを承諾してもらった。
今日も、久しぶりに会う理由はその時と同じである。したがってまた日付前に帰宅できるかどうか「ビミョー」なので先にアップしておきます。
「オヤジ塾」レポートは一段落ついたので、今後は<オヤジのプロフィールネタ>が続きます。
この年二回の公演の他、キャンパス内の空き地に、お昼休み時間に唐突に「てんこう劇場」と書いた看板を立てて行なう公演を不定期に行なっていた。
この「てんこう劇場」に一度、今は亡き「ポール牧」師匠(指パッチンの人)
に飛び入りで出演してもらったことがある(実は「ポール牧」師匠には劇団の顧問のようなことをしていただいていた)。
事前の打合せなどまったくなし、ポール師匠は脚本さえ見ていないし、どんなストーリーの芝居なのかも知らない。しかし、一旦舞台にあがるや、すぐさま芝居の流れに溶け込んでいった。もちろん全部アドリブで、ポール師匠がうちの劇団員に突っ込んではボケて観客を笑わせていた。
プロの芸人さんを目の当たりにした私は、その凄さに言葉もでなかった。お笑い芸人などには到底なれないな、と直感した。
ポール師匠とはその後も良好な関係が続き、ポール師匠が「東京新喜劇」なるものを立ち上げた。大阪には「吉本新喜劇」と「松竹新喜劇」と「新喜劇」が2つもあるのに、東京に無いのはおかしい・・・。ということで師匠自ら劇団を創設された。
その公演に、うちの劇団も2回ほどお手伝いさせていただいた。もちろんエキストラであったり、劇場内で弁当やアイスクリームなどの売り子であったりした。
「新喜劇」だけあって劇中には笑いあり、涙ありである。中でも圧巻だったのがポール師匠とコントレオナルドのレオナルド熊さん(故人)のアドリブの掛け合いであった。3日公演のなかでも2人が絡む場面では必ずアドリブの応酬である。しかも3日とも違うアドリブ(アドリブだからちがって当たり前か・・・)。
真の芸人の凄さを目の当たりにした。