昨日帰ってきた娘が明日寮に帰るという。結局二泊三日のショートステイであったが、彼女なりに久しぶりの「一人」を満喫したことだろう。
「じゃあ、帰る前に家族で焼肉を食べようか」というカミさんの発案で焼肉を食べに行くことになった。
親父は、午前中は私用で潰れ、午後からH市で打ち合わせが3件あった。現在立ち上げ中の大事な企画の大詰めである。気合ばかりが先行していなかったか・・・反省点も多々あったが、もう巻き戻すことはできない。
3件目の友人との打ち合わせを午後5時半頃に済ませて、車で直帰。午後7時過ぎに家族で焼肉店へチャリで出向いた。以前の日記にも書いたが、我が家には自動車免許保持者は親父しかいない。したがって外食する場合はチャリか歩きである(なぜなら、親父はアルコールがないと夕食を食べることができないからである・・・特に焼肉とかには絶対生ビールが必須アイテムでしょう)。
幸い雨も止んでいた。親父は自転車をこぐのが大変遅い。っていうか家族の皆は自転車には乗り慣れている。そのハンデも考えて、私だけ皆より早く出発した・・・。しかし、あっという間に追いつかれ、そして追い抜かれた。
結局、皆より3分以上遅れて店に到着。焼肉を食べる前から汗をかいてヘトヘトである。おかげで生中2杯と酎ハイレモンを、焼肉とともに美味しく頂いた(うまい・・・やっぱりビールは生よの・・・と普段は発泡酒ばかりの親父は呟く・・・)。
家族4人での久しぶりの外食である。何を食べても旨いはずであるのだが、ここのところ息子と親父は疎遠になっている。あの
土曜の夏祭り以来である・・・。平日の「オヤジ塾」は火、木、土、日の予定にしていたのだが、土、日ともまともにやっていない。
戦略的には7月中には英数の1年生分野は仕上げておきたいところであるが、お互いが意地になっていて、「オヤジ塾」の存亡が危ぶまれる状態であった(大袈裟ではなく、親父は月曜日に一時、「オヤジ塾」閉鎖宣言をした・・・)。
良い機会かと思って息子に問うた「塾続けたいんか?」「・・・うん」「もう半端な気持ちで来るなよ」「・・・」
男同士、これだけの会話で充分であろう。「明日から3日連続でするけえの」「わかった」
そんな親父と弟との会話を何気に微笑ましく聞いていた娘。大学生活も3ケ月が過ぎれば色々あるようである。不満、後悔の思いを必要最小限にとどめて近況を報告してくれた。
「娘よ、今の自分を誇らしく、楽しく話せる時がきっと来るはずだよ。環境が変われば誰だって不安になったり、それが不満に思えたりするもんだ。でも、それを乗り越えて行くことが君にとってのステップアップだ。その名の通り翔いてくれ・・・ガ・ン・バ・レ!!」
さあ、明日からの「オヤジ塾」は気持ち新たかに臨んでいこう!!!